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​ハート瞑想ガイド

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ハート瞑想は、瞑想を深めるという文脈の中で行われるものです。近年瞑想に興味をいだく人の数が世界中で増してきています。瞑想とは、気づきを広げることで、自分の内側深くまで意識の光を浸透させ、そのことで自分とは何者であるかを知ろうとする試みのことです。

瞑想により内側に入ろうとするとき、始めたばかりの人が最初にであうのは、1)瞑想をしても何も起こらない2)瞑想をすると自分の中にある、嫌な感情にであうので、することが怖いということでしょう。

内側に入るとき、ハートを入り口にする方法を、特にハート瞑想と呼んでいます。ハートを説明したときにもお話ししましたが、ハートを入り口にして瞑想を始めると、ハートのもつ性質のおかげで、上にあげた壁ともいえる状態を超えていくことができます。

ハートは自分のあり方の良し悪しを判断せず、嫌な感情があることに気づいても、それを暖かく受け入れます。受け入れられると感情は、自然と溶かされ、流れていくことができるようになります。

また瞑想は長年をかけて少しずつ成長させていくものでもあります。ただ漠然と見つめるということをしていても、いつも頭の中の思考を見つめ、呼吸を感じていても、すぐに多くのことが起こるようには感じられないかもしれません。

ハートを通して瞑想を始めることで、気づきが広がりやすく、広がった気づきでハートの中にある美しい本質を味わうことができるようになります。ハートの本質は、「愛」「喜び」「慈しみ」「信頼」「感謝」「許し」「受容」「調和」などで、私たちが心から望んでいるあり方、性質がもともとからハートの中にあります。それに気づき始めると、瞑想は美しく、楽しいものになります。これはとても簡単にできるので、瞑想をしても何も起こらない、と諦めてしまわなくてもすみます。

私の瞑想の先生である、プラサードは、人間の苦しみや、嫌な性質は、表面に存在するもので、人間という存在の5%を占めるにすぎない、残りの95%は美しく、素晴らしいものだと言います。多くの人たちが、自分の表面の層だけで生きて、人間のあり方の5%に過ぎない苦しみを人生の仕方のない姿なのだとあきらめて、死んでいくのです。

ハートを入り口にして瞑想を行い、ハートの美しい性質を楽しみながら、気づきを広げ、自分の中に隠されていた95%の宝のような性質を発見し、味わいながら生きていくことができるとしたら、素晴らしいと思いませんか?

このハート瞑想ガイドは、そのためのコースで、ミニワークショップ:「ハートのスペースを探求する」と名付けています。

このハート瞑想ガイドは、6つのミニワークショップから成り立っています。各ミニワークショップは、約2,3時間の長さで、それぞれがハートを感じるときに使う異なった感覚に焦点を合わせています。私たちが気づきを広げ内側の世界を探求しようとするとき、使われる器官は、外側を知覚するときに使う器官と同じです。つまり、聴くはたらきや、感じるはたらき、見る働きなどです。

各ミニワークショップでは、毎回、それぞれの感覚(聞く、見る、感じる)をハートにつなげます。すると、五感は、内側を深く知覚する道具になります。

ハート瞑想は、インナーブロッサミングで行っている多くの活動の基礎をなすものです。ハートの存在を実感し、ハートのエネルギーに導かれながら生きることができるようになると、人生は大きく変わります。

ハート瞑想ミニワークショップは、小グループを対象に行います。自由参加で行う場合と、特定のグループを対象に行う場合があります。6回のミニワークショップをシリーズとして行うことが最善ですが、単独で行うことも可能です。

参加費:私が主催して行う場合、各ミニワークショップごとに、おひとり3,000円です。
オーガナイズしていただく場合は、参加費おひとり3,000円を目安に、経費などとの兼ね合いでご相談に応じます。

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